「機友会中国支部第4回総会のご報告」
昭和61年機械工学科卒 末國栄之介
機友会会員のみなさま、こんにちは!
機友会中国支部で庶務幹事を仰せつかっております、広島在住の末國です。2年ぶりの投稿となります。前回と同じく、機友会中国支部総会についてお伝えしたいと思います。
4回目となる支部総会は、9月28日(土)広島市において開催されました。
機友会本部から、池田会長、酒井顧問、伊藤庶務幹事のお三方を来賓にお迎えし、支部会員13名が出席しました。
開会にあたり、平井支部長に続いて池田会長からご挨拶をいただき、ご自分が所属される兵庫支部のユニークな形式の総会や、柔軟に特別会員を受け入れている運営について紹介いただきました。
また、機友会について、関関同は持っていない貴重な存在であり、そのような環境を残してくださった先輩方への感謝と、これからもしっかり引き継いでいくという熱い思いを語られました。
そして、いよいよ平成16年ロボティクス学科卒 榮真樹さんによる記念講演です。
今回の支部総会の目玉がこの講演でした。これまでの中国支部総会では、全て先生方に講演をお願いしてきました。(第1回 大南先生、第2回/第3回 酒井先生)
先生方のご講演を拝聴するのはもちろん素晴らしい経験なのですが、今回は、支部の中で「輝いている方」に話をしていただき、参加者に支部への誇りを感じてもらえる機会にしたいという思いが支部役員の中にありました。私は平井支部長から講演をお願いする方の人選を任せていただき、1年ほど前から情報収集をしてきました。そして白羽の矢を立てたのが榮真樹さんです。
榮さんは、テレビ朝日系列局「広島ホームテレビ」のアナウンサーとして活躍中で、現在、情報番組「みみよりライブ 5up!」のキャスターを務めておられます。広島の平日夕方の顔と言ってもいい、まさに輝いている方です。
「現代マスメディア事情 ~アナウンサーの視点から~」と題された講演は、理工学部から局アナを目指すという異色の就活の振り返りから始まり、スポーツキャスターとなって、プロスポーツ選手、特に広島カープの選手と接する中で得られた珠玉のエピソードをちりばめて派手に進んでいきます。
ガンと闘う姿がファンの心を打った赤松選手の逸話や、大瀬良投手の登場曲をご自分が作詞した経験を披露し参加者を引きつけた後、後半では「マスメディアの存在意義」の重い議論へと切り込みます。マスメディアに対する榮さんの真剣な思いに参加者一同聞き入り、また報道への素朴な質問や注文も飛び出して、予定の時間を大幅に超過する盛り上がりとなりました。
榮さんには、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。初めて参加する会で、参加者は全員先輩というプレッシャーのかかる状況をものともせず、素晴らしい講演をしていただき、本当にありがとうございました!
今回の「支部で輝いている方にお願いする」方針は、今後も貫いていけたらと思います。
中国支部の皆様には、末國から「講演をお願いします」というメールが届きましたら、是非お受けいただくようお願い致します(笑)。また「輝いている人を知っている」あるいは「自分も輝いて頑張っている。講演は任せて」と思っている支部会員の方がおられましたら、どうぞ機友会本部事務局の方にお知らせください。よろしくお願いします。
お陰さまで、懇親会でも大変賑やかに楽しい時間を過ごすことができました。
「総会に初めて参加される方にとって、面識のない先輩・後輩との話が弾む場にできるのだろうか」総会の準備を整えていく一方で、私はそんな不安を感じていました。しかし、終わってみるとそれはまったくの杞憂でした。二人・三人の小さな輪が絶えず生まれ、懇親会終了の時間ギリギリまで歓談が続きました。今回、新たに6名の方が参加くださったことで、コミュニケーションが活性化したように感じました。
支部でのつながりの輪は、これから更に広がってほしいと願っています。そして次の総会がそういう場になるよう、微力ながらお手伝いしていきたいと思います。