機械システム系卒業・修了生の皆様へ  機友会会長メッセージ「卒業生へ贈る言葉2023」 

「卒業生へ贈る言葉2023」
 立命館大学機友会会長 池田 英一郎

ご卒業・ご修了おめでとうございます。
あわせて、機友会の学生会員から正会員への御入会おめでとうございます。
機械システム系卒業生226名、修了生127名が機友会正会員の仲間入りをしました。
  
さて、思えば、ラグビーワールドカップ日本大会の感動の余韻がさめない2019年12月頃から、新たな感染症の話が沸き起こり、新型コロナウイルスと言われ、当たり前のことが当たり前で無くなり約3年、いままで経験したことのないような学生生活であったと思います。本当にご苦労様でした。
  
ようやく、各種制限が解除されるような状況になってきました。学生時代に出来なかったことは、是非、立場が変わっても実現してください。
また、コロナ禍のみならず、危険で、不安定で、不透明な国際情勢がより顕在化してきております。
このような厳しい情勢の中で卒業される皆様へ、ものごとをみるための3つの視点をご紹介いたします。
是非、ご活用ください。
  
 1)虫の目;複眼ですね。様々な角度から、近寄って、細部に渡り対象をみましょう。
 2)鳥の目;広い視野で、俯瞰して、全体的にかつ総合的にみましょう。
 3)魚の目;海水、淡水の流れの中で生きています。時間、タイミング、トレンド、潮目をみましょう。
  
さらに最近、第四の目の話をお聴きする機会がございました。こうもりの目です。そうです。洞窟で、逆さにぶら下がっているのをご存じだと思います。逆の視点からみるということです。発想を全く変えるといってもいいでしょう。
これに関連したエピソードをご紹介します。
若いころお世話になった上司が口癖のように”逆に言うと”といつも言ってました。同僚とよく、本人が言い出す前に真似したことを思い出します。言い過ぎると、効果はあまり・・・・・。
  
最後に、みなさんが今後進まれる分野/世界において、目先の事象のみにとらわれることなく、ご紹介した4つの目も活用しながら、共に頑張っていきましょう。この内容を活用し効果があった方は、是非、事例を含めて、機友会ニュースに投稿ください。お待ちしております。
  
最後になりましたが、今後は機友会本部の諸活動や支部活動にも積極的な参加お待ちしております。
おめでとう。
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