立命館大学 機械工学科 苅和悠也さんとロボティクス学科 KWON Junohさんが機友会賞を受賞されました!

2026年3月22日、学位授与式にて、立命館大学 機械工学科 苅和悠也さん(村田研究室)とロボティクス学科 KWON Junohさん(玄研究室)が機友会賞を受賞されました。おめでとうございます!

苅和悠也さんの受賞コメントと写真は下記の通りです。

このたび機友会賞を受賞することができ、大変光栄に存じます。これまで支えてくださった方々に、心より感謝申し上げます。

大学生活を振り返ると、何よりも恵まれていたと感じるのは、競い合いながら高みを目指せる仲間の存在です。講義の課題に対しては友人と夜遅くまで大学に残り、互いに意見をぶつけながら理解を深めました。講義中の質問や発言も積極的に行い、学びを最大化することを意識しました。こうした取り組みは、単なる課題遂行ではなく、周囲とのコミュニケーションを通じて自身の理解を深め、考えを磨くことでもありました。仲間と楽しく切磋琢磨できたことに、深く感謝しています。

また、課題にとどまらず、日々の板書やノート作成においても、自身の思考プロセスを他者に分かりやすく伝えることを常に意識してきました。これは将来の論文執筆や学会発表を見据えたものであり、日常の学びの中から主体的に行動を選択する姿勢につながっていたと考えています。

卒業研究では、電子デバイス材料として注目されるグラフェンの新たな表面処理手法の提案に取り組みました。現在、表面の酸化・還元を選択的に制御することで、導電性や親水性といった特性をマイクロスケールで可逆的に変化させることに成功しており、センサーなどへの応用が期待できます。今後はさらなる微細化や貫通加工を実現することで応用範囲の拡大を目指したいと考えています。

研究を進める上で特に苦労したのは、リサーチギャップの特定でした。この課題に対しては、多くの論文を読むだけでなく、同期や先輩、指導教員との議論の機会を意識的に増やすことで乗り越えてきました。特に博士課程の先輩の存在は大きく、気軽に相談できる環境に恵まれていたことに深く感謝しています。講義と同様に研究室での取り組みにおいても、周囲とのコミュニケーションを通じて新たな視点や知見を得ることが重要でした。講義で培った議論を通して理解を深める姿勢を研究にも応用することで、自身の研究をより豊かにすることができたと実感しています。

また、研究において記録することの重要性を学んだことも大きな財産です。指導教員のもと、日々の研究を記録する研究ノートや研究室内で意見や知見を共有するためのツールが整備されており、日々の試行錯誤や議論の内容を自然と記録に残せる環境が整えられていました。そのような環境のおかげで、記録を継続することの価値を実感しながら実践することができたと感じています。一見すると地道な作業ですが、この積み重ねが再現性の担保や新たな発想の契機となり、研究の質を高める上で不可欠であると学びました。

さらに、指導教員からいただいた言葉の中で印象に残っているものがあります。「研究は自分で面白くするものだ。自分はその分野の世界一の権威であるという意識を持つとよい」という言葉は、自身の研究に主体的に向き合う姿勢を育ててくれました。また、「Publish or Perish」という言葉からは、研究成果を社会に発信することの重要性を学びました。これらの言葉に支えられ、再現性や透明性といった研究の本質を大切にしながら、節目ではしっかりと成果を発信するという現在の研究姿勢が形作られたと感じています。その結果、学会発表にも積極的に取り組み、他大学や企業の方々との交流を通じて新たな刺激を得ることができました。

これらの経験を通して、どれほど恵まれた環境があったとしても、自らその機会を意識的につかみにいかなければ、学びを最大化することはできないということを実感しました。大学院では、学部時代に達成できなかった論文執筆に挑戦するとともに、研究成果をより多くの人に発信するため、国際学会への参加にも積極的に取り組みたいと考えています。また、就職活動の早期化といった背景があり、研究と将来設計の両立が困難であると言われる昨今ですが、両者を切り離すのではなく相互に高め合うものとして捉え、引き続き試行錯誤を重ねていきたいと思います。

改めて、これまで貴重な学びの機会を与えてくださった大学および関係者の皆様に深く感謝申し上げます。今後は自身の活動を通して社会に学びを還元し、その恩に報いていきたいと考えております。

KWON Junohさんの受賞コメントと写真は下記の通りです。

この度は、私のような未熟者に機友会賞という大変名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。4 年間にわたる留学生活の中で積み重ねてきた努力が、このような形で評価されたことに、大 きな達成感と喜びを感じるとともに、これまで支えてく ださった多くの方々への感謝の気持ちを 改めて深く感じております。また、本賞を選考・ご支援くださった機友会の皆様に、厚く御礼申 し上げます。

日本に来た当初は、新型コロナウイルスの影響により、1 年次春学期の序盤はオンラインで受講 することとなり、友人関係について大きな不安を抱えていました。しかし、先に声をかけてくれ た友人たちのおかげで、学校生活を円滑に送ることができ、精神的にも大きな支えとなりました。その結果、安心して学業に取り組むことができ、より多くの時間と意欲を勉学に注ぐことができたと感じています。

また、授業後にも理解が不十分であった定義や問題の解説について何度も質問させていただきましたが、その都度、留学生である私の立場を理解し、丁寧かつ親身にご指導くださった先生方の存在は、学習面だけでなく精神面においても大きな支えとなりました。新たな挑戦へ踏み出す際にも温かく背中を押してくださった先生方、そして友人として寄り添い続けてくれた先輩たち に、改めて深く感謝申し上げます。

留学生活の4 年間は、文化の違いや言語面で困難を感じることも多々ありましたが、友人たちと 共に学び、時には遊びながら得た多くの経験や出会いを通じて、それら一つ一つを乗り越えるこ とができました。その日々の積み重ねこそが、今回の受賞につながったものだと考えております。

今後は大学院への進学を予定しておりますが、学部時代に培った姿勢と情熱を大切にし、現状に満足することなく、失敗を恐れず多くの挑戦を重ねながら、さらなる成長を目指してより一層精進してまいります。本日は誠にありがとうございました。

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