機友会ニュースデジタル版第130回 牧川 方昭 先生「立命館大学機械システム系へのエール」

この3月31日付で2度目の定年を迎えることとなりました.退職にあたりましては皆様からの温かい寄せ書き、記念品を頂戴しました.この紙面をお借りしまして御礼申し上げます.ありがとうございます.
1996年4月のロボティクス学科創設と同時に立命館大学に着任して26年経ちますが、ロボティクス学科1期生が学科の教授になったことを思うと、感慨深いものがあります.新設学科の卒業生がその学科の教授に就任することで、学科は成熟期に入ったといいます.96年に創設された学科の中で現存するのはロボティクス学科のみになりました.ロボティクス学科が次の25年、50年をどう進むのか、楽しみにしています.
立命館大学はこの四半世紀、我が国に先駆けて産学連携を推し進め、諸大学の先頭に立って頑張ってきましたが、推進の旗を振ってきたのは田中道七先生をはじめ、機械システム系の先生方です.残念ながら今、受託研究数では1位の座を明け渡してしまいましたが、見方を変えれば、立命の産学連携のやり方を見直す良いチャンスともいえると思います.次の四半世紀、立命館大学がどのような産学連携にイノベーションの起こすのか、楽しみに見しています.

日本経済の動向を振り返ると、2019年に経済同友会が著した著書「危機感なき茹でガエル日本-過去の延長線上に未来はない」に示されているように、1990年代から始まった経済の低迷は今だその方向性を見出していないようです.“失われた10年”はよく耳にしますが、昨今は“失われた30年”に低迷時期は延長し続けています.
この我が国の危機的状況にあって、新しい機械システムの創成、新しい産業界との連携を行うのはこれを読んでいる学生さん、院生さん、そして現職の先生方です.立命館大学機械システム系が起こす日本産業界のイノベーション、期待しています.
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