機友会ニュースデジタル版第68回 信根 隆弘 氏(1997年卒)「愛知機械工業について」

『愛知機械工業について』

1997年機械工学科卒業 信根 隆弘

皆さんこんにちは。

愛知機械工業の信根です。

当社は、日産/Renault車に搭載されるエンジン、マニュアルトランスミッション(M/T)、電気自動車用パワートレインの企画・開発から製造まで一貫して行う名古屋を拠点とする日産グループ企業です。

と、ここまで説明すると、大抵の人からは名古屋にそんな企業あるの?しかも日産グループで?と言われますので、この場をお借りして、広く皆さんに“愛知機械”を知って頂きたいと思い寄稿させて頂くことにしました。

当社は、ルーツの愛知時計電機(現 名古屋市熱田区)まで含めると、約120年前にまで遡ることができる、歴史のある会社です。戦前の“愛知航空機”時代には、戦闘機の開発、生産を行っておりました。NHKの特集でも取り上げられた伊400型潜水艦搭載の水上攻撃機「晴嵐」は、潜水艦へ格納すべく両翼と尾翼を折り畳む特殊な機構を採用しており、その開発には大変な苦労を伴ったと伺っております。決して諦めず実現に向けてやり切るモノづくりマインドは現在へ脈々と受け継がれています。

戦後は自動車産業へ民需転換し日産との関係が始まった’60年代後半以降も、次々と日産車における重要な位置付けとなる製品を担当してきましたが、当社への信頼や期待はルノー日産三菱のアライアンスとなった現在でも色褪せることはありません。

例えば、

日産初ハイブリッド用エンジン(既に絶版ですがティーノに搭載)

RenaultNissan共用エンジン(愛知機械はHR型エンジンのマザープラント)

日産初3気筒エンジン(コンパクトクラス車に搭載)

日産GT-R用デュアルクラッチトランスミッション

シリーズハイブリッド車用エンジン(最近好評のe-Powerです)

EV用駆動ユニット

自社ブランドCVT

自社開発の工作機械やAGV

など、枚挙にいとまがありませんが何れも開発から生産までを担い様々なチャレンジを続けて参りました。

また、私の担当である生産技術分野で言えば既存技術のブラッシュアップはもちろんのことAI、ロボット、IoT、あらゆるセンシング技術を複合的に活用した様々な自動化など生産現場におけるモノづくり革新へのチャレンジにも余念がありません。

当社は、同業他社と比べてもコンパクトな企業規模ではありますが、それが故に組織の風通しの良さ、いざと言う時に各部署が連携し一丸となって挑めるチームワークの良さが売りの会社です。永年受け継いできたモノづくりのDNAと、培ってきた確かな技術力をベースに企画、開発から生産までのスピードや生産性、品質において同業他社に一歩も引けを取らないと自負しております。

さて、ここまでを読んで頂いた皆さんには、少しは“愛知機械”への理解と、関心を持って頂けたのではないでしょうか。

最後になりますが、既に機友会会員の方々には、引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。また、学生の方々には、一人でも多く当社の仲間に加わって欲しい、と願っておりますので、当社を就職先検討の選択肢の一つに数えて頂けると幸いです。

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