機友会ニュースデジタル版第58回  ロボティクス学科 4回生 岸本英子さん 「立命館大学 特別記念式典 アイディアプレゼンテーション大会 入賞の感想」

立命館大学特別記念式典アイディアプレゼンテーション大会で、「奨励賞」を受賞された岸本英子さんから、受賞の感想いただきました。

立命館大学特別記念式典アイディアプレゼンテーション大会入賞の感想

立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 4回生 岸本英子

「理工学部設立80周年記念特別企画を知ったのは, 所属している研究室のゼミで, 教授に案内を頂いたときでした. その企画に参加しようと決めた理由は, 学生生活最後の夏休みに何か挑戦してみようと思ったからです. やるからには全力で取り組もうと考え, 発表内容を何にするか熟考しました. 考えた結果, 最も熱をもって考えられるのはロボットについてであると思い, テーマを~ロボットと暮らす社会~に決めました. ロボティクス学科に入学し, ロボットと常に関わってきました. そういう生活で, 感じたことは, ロボットに関わっている人間とそうでない人間では, 感覚が全く異なるということです. 主に, ロボットに対する信頼であったり, ロボットの可能性についてです. 例えば全自動運転自動車では, ロボットに関わっている人間は, 実現すれば事故率は下がると考え, それ以外の人間はそうすることで生じる事故の不安を抱きます. ロボットについての知識が少ないと信頼することが難しくなると考えられます. ロボットを作る側の人間と, 使う側の人間の感覚の違いや認識の違いをなくすためには, お互いの知識や認識をそろえる必要があると考えます. もし, それが可能なら実生活へのロボット導入がさらに進むのではいかと思われます. このように, 自分が最も興味のあることを考え, 発表したことが評価され, 入賞したことは本当に驚きでした. 私以外に発表した方も多くみられ, 書類審査の段階ではもっと多くの参加者がいたと思われます. そんな多くの方が参加した理工学部設立80周年記念企画で入賞できたことを嬉しく思います.

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