機友会ニュースデジタル版第126回②「2021年度機友会賞受賞者の方から受賞の感想いただきました」渡邊 悠希さん

*機友会賞とは、立命館大学理工学部機械工学科とロボティクス学科において優秀な成績を修められ、機友会賞に値するものと認められた学生に贈られる賞です。受賞者(各学科1名)には、賞状と副賞が贈られます。

この度は機友会賞に選出いただきまして、誠にありがとうございます。立命館大学に入学してから卒業までを改めて振り返りますと、個性的で能力のある方々に囲まれた非常に恵まれた環境の中で、精力的にチャレンジした4年間だったと感じます。
学業の分野では、専門であるロボティクスについて学びながら一般教養の授業も広く受講し、西園寺記念奨学金の成績優秀者枠に選出していただきました。語学にも真剣に取り組み、コロナ禍前までは毎年留学や渡航を行いました。ベトナムやインドネシアを訪ね、今急成長を遂げる東南アジアの熱を肌で感じ、同世代の現地大学生と交流したことは代え難い経験です。

課外活動では、ロボット技術研究会、アコースティックギターサークル、立命館大学ITFテコンドークラブに所属し活動しました。自分の専門を生かすだけでなく健康な心身を保てる環境でした。1回生時からロボット技術研究会に所属し、個人での小型ロボット製作や、グループでのNHK学生ロボコンへの挑戦を行いました。NHK学生ロボコンに向けて機体の制御を担当し、3回生時にチームメンバーと共に出場権を勝ち取りました。他にも、理工学部が運営する学内の工作ラボ「AIOL」で学生スタッフとして活動も行いました。AIOLとは、立命館関係者が無料で使える工作スペースで、工作機械や3Dプリンタ、電子工作機材、各種ソフトウェア等が揃っています。学生スタッフとして、機器の使い方から製作物についての相談まで対応しました。自身が普段使わないような機器についても対応できるよう勉強することで、自身の専門にも生かせる幅広い知見を得ることが出来ました。また、相談者の意図と製作物の問題点を把握し、適切な解決策を模索する能力も培うことが出来たと感じています。

4回生以降現在まで、ロボティクス学科のヒューマノイドシステム研究室に所属し、人間と物理的なインタラクションができる等身大の油圧双腕ロボットの実現を目指しています。人と激しい接触を伴うような動作が可能なロボットの実現には、いまだ課題が山積しています。安全性を保ちながら、人と同程度のサイズで同程度の力を出すことが難しいからです。電動と比べて軽量なアームで大きな出力が可能な油圧駆動システムを用いることで、この問題を解決できないか模索しています。もし、このようなロボットが実現すれば人と協働するロボットの性能向上にも大きく貢献できます。
今後も大学院で勉学と研究に励み、今回の受賞に恥じぬよう精進していく所存です。社会課題を紐解き、自身が貢献できる方法を見出す人間になりたいと思います。
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