機友会ニュースデジタル版第101回 丸山 徹 氏(工作センター職員)「新任のご挨拶と自己紹介」

新任のご挨拶と自己紹介

丸山 徹(まるやま とおる)

このたび4月1日より立命館大学理工学部工作センターに勤務することになりました丸山徹です。よろしくお願いいたします。

私は、滋賀県公立高等学校の工業学科教諭として34年間に渡って滋賀県内5校の工業高校で勤務をしてきました。部活動では球技種目を中心とした顧問を歴任し、その多くはソフトテニスの監督としてインターハイ・国体・日本選手権に出場する選手の育成に携わってきました。高校では機械科を担当し、主に担任と生徒指導に関わることが多い教員生活でした。高校の専門教科授業は安心・安全を重要視することから学びます。そのためには日常の点検やルールを重視し、予備知識を得て実験実習から体験学習に繋げていきます。安全の基本である5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)は大切なことであり日々継続することです。この基本と長年の経験を立命館大学での私の職務信念として持っております。

学生の皆さんには立命館の未来(基本計画)の指針に、イノベーション( innovation)の語が随所に見られます。学生の皆さんと技術向上と新たな発見や新しいアイデアから社会的に意義のある価値を創造し、社会に大きな変化をもたらす自発的な人や組織・社会の変革に対応できる人に成長してください。工作センターから皆さんを応援し微力ながらお力添えをさせていただきます。

さて趣味なのかは?休日はDIY(Do It Yourself)をしている時間が好きです、自宅には小さな作業場もありホームセンターを活用して、色々と試行錯誤しながら“ものづくり”をすることです。

また、居住する町内の方々から色々なご要望を地域会議で聞くことがあり地域貢献のため防犯カメラの複数設置とデータ管理、設置工事をすべて引き受けDIY、今は24時間体制で地域の安全を見守っています、さらには220基ほどある地域霊園の墓石のデータベースを確立し配置地図を作製しプログラム化を図りました。

他には、琵琶湖の固有種である“鰉”(ひがい)と言う淡水魚に関わっていることです。特にビワヒガイと言う魚種で、多くの皆さんが見聞きしたことも無く、食したことも無いと思います。

毎年、秋には鰉をこよなく好まれた明治天皇ゆかりの明治神宮に御奉納をしており鰉との関係は祖父の時代から半世紀以上になります。今は私が後継となり関係業種の方々や漁師の方々からご協力を得て生態や生息環境などを知る活動もしています。

今は、新型コロナの影響で大変な日々をお過ごしのことと察します、一日も早い終息を願うばかりです。立命館大学理工学部工作センターにご縁があり着任しましたが、これを機に心新たにして研鑽を積み、なお一層精励する所存です。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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